長野県の消防設備点検、自動火災報知設備の改修、消火器交換・設置は信越商事株式会社へ。

『観測史上もっとも暑い夏が教えてくれたこと』

仕事から帰ると、甘ったるい匂いが鼻に付いた。前日に買ったばかりのバナナが黒ずんでいる。

触るとブヨブヨ。リビングのデジタル温度計は30℃を指している。

湿度も高いため【食中毒注意】表示のおまけつきである。我が家のバナナはバナナスタンドを使った常温保存が常。

どうしたものかと色々調べてみると、冷蔵庫の野菜室保存も一案のようだ。試してみた。

１週間経っても黒ずむことなく黄色いバナナがそこにはあった。オレ好みの硬めなバナナだ。

こうなると、野菜室でバナナスタンド保存の組み合わせを試したくなるのが人の常。

しかしながら実行間際に同居人から待ったがかかった。野菜室を圧迫するではないかと。ごもっともである。

・夏はバナナを野菜室で保存

・野菜室にバナナスタンドを置かない

ことを学んだ観測史上もっとも暑い夏であった。

『10月に思うこと』

秋好きの理由はいくつかあるが金木犀が咲く時期だから、がその一つである。

猫好き界隈では、【猫吸い】なるものが最近のトレンドのようだ。

(猫吸い・・・猫のお腹や背中のモフモフに顔をうずめて思いっきり匂いを吸い込み、愛猫の尊さを堪能する行為)

私も吸いたいものだ、金木犀を。これでもかと。

昼の金木犀の香りも良いが、夜な夜な散歩時に香る金木犀は格別だ。ある種の妖艶さが漂う。

どこからともなく香る匂いに惹かれ秋の夜長を彷徨った結果、頭の中で金木犀マップが完成した。

けれども人様の敷地内に植えられた金木犀を吸うわけにはいかない。

私の中での【金木犀吸い】の定義は、花と鼻の距離が０センチメートルだからである。

いや、むしろマイナスかもしれない。  -3センチメートルだ。

一説によると、日本の金木犀は雄株しか存在せず自力で増えることができないため、

強い香りで人間を惑わし接ぎ木によって増えていったと。

この説が正しいとすると、私は金木犀に骨抜きにされた端くれかもしれない。

苗木を植える時期は春が良いらしい。庭の雪が解けた頃、植えてみようか。

花が付くのはいつ頃だろう。

金木犀吸いを夢見て秋

以上、消防設備士SSでした。